治療するために、薬を飲み始めてどうなったかというと…
副作用(薬の目的となる作用に伴って起こる有害な作用)のひとつである「不正出血」が続きました。
「不正出血」とは、生理時以外に性器から出血することです。
鮮血ではなく、茶色い血が混じる出血が長く続いていたので、おりものシートや
ナプキンが手放せない状態が続きました。
毎日おりものシートやナプキンを使っていると、不快感があったりして体に何かしらのストレスを感じるものです。もちろん、日常生活にも支障をきたします。
医師からは「不正出血は2〜3ヶ月後でおさまってくるはずです。」と言われてました。
しかし、私の場合はずっと続いていたんです。
いつかはおさまってきて、解放されると思っていたのが、ずっと続いていたので、不安もありました。
「いつ終わるんだろう?ずっとナプキンをしてるとかぶれたりもするし嫌だな。」と思っていましたが、
この薬を止めることで以前のきつい生理痛に戻るのはすごく恐怖でした。
ましてや、病気があるのが分かっている状態でもあります。
ある程度続けましたが、不正出血が止まることはなかったので、薬を変更してもらいました。
不正出血は止まりましたが、生理痛は少しましになっていたものの、痛みは続いていました。
痛み止めを飲まないと仕事に集中できない状態は続いていたんです。
痛み止めを連用し続けるということは、体に負担がかかっています。
どんな副作用があるかというと、胃腸障害や長期にわたって飲むことによる肝臓への負担です。
自分が痛み止めを飲み続けていることに抵抗があったことと、飲むことで根本的に治っている訳ではないというジレンマがありました。
「根本的に治っている訳ではない」というのは、薬局で患者さんを見ていても常日頃感じていることでした。
病気になった人は、先生に言われた薬を飲めばいいと思っている人が多いです。
自分で予防できるはずのこともあるのに、日常の忙しさなどによって、自分で食生活や生活習慣を変えようとする人はほとんどいません。
自分で健康を意識する人たちは、少ないと思います。
それは、なぜか?
日本には、健康保険制度があり、病院に行けばある程度の診察代で診てもらえ、薬を処方してもらえるからです。
これが、病気になれば病院に行けばいいやという思考を作っている一例だと私は思ってます。
働きながら、自分が思う矛盾と向き合う日々を過ごしていました。
続きは、次回に続きます。