前回は、痛みがお尻にまで来て、さすがにやばいなと思って婦人科に行った所までお話ししました。
社会人になり、薬剤師として薬の知識もある程度持った上で婦人科に久しぶりに行くことを決意しました。
他人に自分の中をしかもデリケートな部分を診られるというのは、すごく抵抗があるものです。
当然、男性の医師にされるのはイヤだなと思っていたので、知り合いから紹介してもらった女性の医師の所に行き、内診をしたり、経膣超音波検査などをしてもらいました。
診察をしてもらい、今までの生理痛の痛みの話やどんなことをしてきたのかを話した上で、低容量ピルを飲んでみることに同意しました。
確かに、ピルも薬なので、「副作用」というリスクはあります。
薬というものは、「副作用」があって当たり前です。
食べ物のように体に栄養を入れる訳ではなく、薬はあくまで治療をするためのものです。
体が薬を異物と判断して、攻撃した結果、「副作用」といって体にとって有害な作用が起こることがあります。
その副作用が時には、体にとって良くない反応を起こすこともあります。
それは、頭に置いておかないといけません。それを分かった上で飲むことを決断しました。
では、なぜ飲む決断をしたのか?
それは、まず、私の診断結果が、「子宮内膜症」「チョコレート嚢胞」「子宮腺筋症」「子宮筋腫」全てあり、ひどい状態だったからです。
放置していた結果、以前婦人科に行った時にはなかった病気になっていたんです。
今の状態だと、仕事にも支障をきたしてまともな判断ができないこともあるかもしれないと思ったので、治療という意味で飲もうと思いました。
何より、30歳を過ぎていたので、これから結婚もして妊娠・出産もしたいと思っていたのもあり、「今、治療しておかないと不妊の原因にもなるかもしれない」と医師に言われたのが決め手でした。
放置していたら、がんになるリスクもあると思うと、このままにしておくのが怖かったんです。
薬を飲み始めてどうだったか?
それは、次回にお話しします。